2018-04-10

快感覚はどんな時に生じるのか?

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。


ちょろっと断食をやっておりました(4日間)。
2018年になって3回目の断食でした。
食べないのが普通になってきてますが、今週末は応用コースで懇親会もあるので空気読んでたくさん食べたいと思います。
内臓セミナーですから受講生さんが良くしてくれることでしょう(と、プレッシャーを与えておきます)。


さて、本日は「快感覚はどんな時に生じるのか?」というお話。

この間のスクールで一部の方にお話したら「深イイ話っすね」となったのでシェアいたします。
※本当に深イイのかは知りません。


私たちがお伝えしている操体法では快感覚(気持ちいい感じ)というものを重要視しています。
ところで、この快感覚というものはなかなかに理解が難しいと思います。
実際の臨床の患者さんでも、セミナーの受講生さんでも、「気持ちいいがわからない…」という方も多く見受けられます。


そこで私はブログやメルマガにて、「食事はいいもの食べろ」とか「好きな服着ろ」とか、いろいろな方法で“快感覚の磨き方”をお伝えしてきました。
とは言え、実際の治療においてはなかなか難しい…。
細かい解剖学とか生理学とか脳科学は取っ払って考えてみても、“気持ちいい”という感覚は体にとって良いもの、ということは何となくお分かりいただけるかと思います。


そこで、私は「そもそも治療において、快感覚はどんなもので、どんな時に生じるものなのか?」ということを考えてみました。


どんな時に快感覚は生じるのだろうか…
それは“体にとって都合の良い刺激が入り、都合のいい変化が起きた時”だと思います。


逆に、体にとって不都合な刺激が入った場合、刺激自体が体を壊すようなものだとしたら、逃げるように体は動きますよね。
(実はこの逃げる動きも“体にとって都合のいい反応”なのですが)。


ということはその人の体にとって都合のいい変化が起きる刺激さえ与えられれば、本来、快感覚と出会うのではないかと私は思うのです。
(実際、基本操法でも応用操法でも私は気持ち良さを感じます)


では、治療中に快感覚がわからない患者さんというのは…
その人の歴史を振り返れば、今までに体にとって“都合の悪い”ことをしてきたから体が悪くなっていて、“都合のいい”刺激が分かりにくくなっているのだと思います。


実際、最初の一手で変化が見られた時には「ええ!何でこんなので変わるの?!」という反応が見られます。
これはつまり、“体にとって都合のいい刺激と変化を知覚できていない状態”のだと思います。
回を重ねていくと、「気持ちいい感じがわかってくる」というのは、いい刺激を知覚できてくるというより、改めて覚えていく(再学習していく)のだと思います。


そう考えると、セミナー受講生さんが気持ちいいを自覚できないというのは、人に健康を伝える側の人間なのにどれだけ体に悪いことしているのかな、なんて思ったりするわけです(私は最初からある程度わかった人間なので少し毒を吐きました)。


哲学的で小難しい快感覚ですが、“体にとって都合のいい刺激と変化で生じる”としたら、何だかシンプルになりませんか?


患者さんの体に問いかけて、ぜひ“都合のいい変化”が出るような治療を探してみてください。
本日はそんなお話で終わりたいと思います。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。


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