2018-09-23

【症例報告】右下肢へのアプローチにて左腰痛が軽減した症例<認定インストラクター KAITO>

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。
毎週日曜日の夜は当会の認定インストラクターによる症例報告をお送りいたします。

さて、本日はKAITOさんによる症例報告。
「右下肢へのアプローチにて左腰(広背筋)痛が軽減した症例」です。


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〈後方ファンクショナル・ラインとは〉

片側の広背筋から始まり、胸腰筋膜を介して反対側の大臀筋へ連結し、大腿四頭筋の一つである外側広筋から膝関節下へと繋がっていきます。

〈症例情報〉
50代女性
主訴:左腰背部痛
現病歴:釣りをしていて、その日はかなり大漁であったため、竿を持つ左手にかなり負担がかかった。
長時間その姿勢を我慢していたら翌日に左腰背部痛発症。

〈操法〉
操体法の考えに基づき、足元からアプローチしていくこととした。

触診にて右下腿に明らかな圧痛点があり、圧痛操法にて左腰の痛み8割減。

右臀部の緊張も緩和させたかったため、右I position の内ひねりにて、足部〜下腿〜大腿〜臀部への繋がりを声かけにて味わってもらう。
声かけにて臀筋の収縮をしっかり認識できた様子。

再度左腰部(広背筋)の痛みをチェックするとほぼ消失していました。

〈考察・まとめ〉
釣りで左手を酷使した際に、左腰(左広背筋)へストレスがかかり、筋膜が引っ張られた際に、反対側の右脚にも影響が出たと考えられます。

後方ファンクショナルラインは、構成される筋肉からも予想される通り、身体の強い回旋力に関わる筋膜です。

回旋する動作やスポーツ(野球、テニス、ゴルフなど)などで痛みが出た場合は、片側広背筋と反対側の大臀筋などの繋がりも考慮していく重要性を認識しました。

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Anatomy Trainで言う後方ファンクショナルラインの繋がりを意識した治療でした。
筋膜のつながりを意識したアプローチができると可能性が広がりますね。

また来週も認定インストラクターの症例報告をさせていただきます。
明日からもがんばっていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、また明日。


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