2018-09-07

【正論は人を傷つける】生化学や栄養学の知識だけで語るな

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

普段飲まないコーヒーを久々に飲んでみたらと、覚醒度合いが半端じゃありませんでした。
そして実験でコンビニ弁当を食べてみたら夜間の肌のかゆみも半端じゃありませんでした。
飲食物の影響ってやはり大きいですね…。

さて、本日は「生化学や栄養学の知識だけで語るな」というお話。
分かりにくいタイトルですが、正論で語るなって感じの記事です。


昨日もチラッとカロリーの話で書きましたが、重い腰を上げて生理学や生化学、栄養学を学び始めました。
そうすると現在の食事摂取基準などについて疑問がたくさん出てくるんですよね。

例えば…
成人男性の体構成成分は、体重当たりの割合で水(約60%)、たんぱく質(約20%)、脂質(約15%)、ミネラル(約5%)、糖質(約1%)だそうです(川島由起子 監修『カラー図解 栄養学の基本がわかる辞典 第2版』 株式会社西東社 2015年)。

すこし論点が違いますが…
生体膜の質量はたんぱく質(30~70%)、脂質(25~45%)、糖質(10%以下)だそうです(林典夫、廣野治子 監修『シンプル生化学 改定第6版』 株式会社 南江堂 2017年)

そして現在の食事摂取基準では…
三大栄養素に限って言えば、炭水化物を50~65%、たんぱく質を13~20%、脂質を25~30%の割合で摂るのが良いとされています。

(よく見るコレですね↑)

確かに糖はすぐに変換できるエネルギーでもあり、たんぱく質や脂質とくっついた糖たんぱくや糖脂質も生体内では重要な働きをします。
しかし、たんぱく質や脂質からも糖を作れますから(糖新生)、その上で積極的に摂る必要って…?
しかも、体構成成分や生体膜の割合からも糖ってそんなに必要…?

と、そんなことを考えたり、自分の体で実験してみると、いろいろ発見があるのですが、これはもちろん生理学・生化学・栄養学的な観点でのお話。
これを患者さんに押し付けてしまうと、ある意外な落とし穴があります。
食事へのこだわりや価値観、思想、宗教観とか、そんなもんじゃありません(いや、それもあることにはありますが…)。

それは…
炭水化物は安い!
つまり、経済的な理由から上質なたんぱく質や脂質を摂取するのが困難な人たちもいる、ということです。

体の仕組みから考えて、体のことを考えれば「体にとって良いであろう食事法・食事のバランス」は導き出せますが、それを阻害する因子も多々あります。
それは遺伝的要因とか疾病要因とか、体に関することだけじゃないってことです。

得た知識は人を救うものであり、決して押し付けがましいものではあってはならないと思います。
知識をひたすら披露するのでなく、目の前の方にあわせたものを提供していくことが、やはり何よりも大切だと思いました。

本日もブログをお読みいただき、本当にありがとうござました。

それでは、また明日。


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