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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。
桜が東京では昨日開花したそうですね。
本日は暖かいので開花が進みそうですね。
ただ夜から冷え込むそうです。
体調管理に気をつけていきましょう。
さて、本日は「結果が出ないのは触れ方?声かけ?テクニック?」というお話。
「患者さんの抱える悩みに対して、コチラがこんな操法をしてみたいな…と考えていても、その後の触れ方や声かけ等の所作一つで結果が出なくなってしまいます。万人に通じる触れ方を身に付けるのが奥深くて、そこが面白くはあるのですが難しいなと感じています」というご質問?ご意見?をしただきました。
確かに触れ方や声かけは難しいですね…私もまだまだです。
ただ、触れ方に関しては、実際にお会いしておりませんがスゴイ方が有名な治療家さんたちを指導されているので学ぶ機会はあります(中村光太郎もいまだにその方の下で学び続けている方です)。
ところで、この方のメッセージの中で気になったのが「コチラがこんな操法をしてみたいな…」という部分です。
臨床の場面においてテクニックの選択肢は多数あるわけですし、操体法といってもいろいろな解釈があり、流派とも呼べるものがたくさんあります。
とは言え、本来の操体法における視診・触診・動診(とくに動診)を原理原則に沿って行っていけば、操法は勝手に決まりますし、こちら(治療家・操者)の意志ではなく、患者さんの体が操法を教えてくれるはずです。
確かに触れ方や声かけ、技術が神がかっていればどんな方法でも良くなるはずです(噂で聞いたのは第5腰椎の調整だけですべてを良くする治療家さんもいらっしゃるようです…すげー)。
そこを磨いていくことは治療家として当たり前だとは思いますが、治療法としての操体法の特徴には患者さんの体が操法を選ぶというものがあります。
「〇〇をしてみたい」という想いはあるのかもしれませんが、それは時として治療家・操者のエゴであり、本来の操体法とは異なるものになりかねません。
分からないのだから、患者さんの体に聞く。
この姿勢が何よりの施術を円滑に進めるコツなのかな、と思います。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。
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