2018-05-18

膝関節の痛みの原因が股関節にあった症例

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。


ビデオカメラの電源が入らなくなりました…。
高かったのになぁ…。
と落ち込み気味の宮森です。
なので本日は文章でお伝えしていきます。


本日は「膝関節の痛みの原因が股関節にあった症例」というお話。


昨日いらしたご新規の方の訴えは右膝の痛みでした。
しゃがんだり、立ち上がったり、階段の上り下りで痛みを訴えていました。
動作を再現してもらうと、すべからく右下肢はKnee-in,Toe-outのアライメントを呈していました。

(おなじみのこれです↑)

このアライメント自体を修正することで痛み自体は軽減するのですが、問題はなぜこうなるか?です。
この方が今まで行った整体院などでは…
・膝の筋肉が弱くなっている
・骨盤が歪んでいる
・背骨が曲がっている
・歩き方が悪い
・働きすぎ(笑)
と言われてきたそうです。


最後のはさておき、上4つは確かにそうなのです。
では、なぜ膝の筋肉が弱くなっているのか?骨盤が歪んでいるのか?背骨が曲がってしまったのか?歩き方が悪くなってしまったのか?
これらについて説明があったかどうかを聞くと、それはなかったそうです。
これは現状を説明しているだけで、その場の痛みは取れるかもしれませんが、実は何の解決にも至っておりません。


で、私は歩き方を見たところ「ああ、怪しいなぁ」と思って調べてみたら、右の股関節の前捻角がかなり増大していました。
昔から床の生活で、右足を内旋させた横座りをするくせがあったそうです。
つまり、成長期など骨格が決定してくる時期に横座りを続け、大腿骨頸部がそれに適応しようと前捻角が増大し、それが成人になっても持続され、少しずつたまった負担が今になって現れたわけです。


骨格自体の問題は半永久的に治りませんので、どこかでカバーするほかありません。
私の提案としては
・付随して不安定になっていた足関節をしっかりと安定化させる
・腰椎での代償を最小限にするために胸椎レベルの関節運動を確保する
・Knee-in,Toe-outのくせを直す
を当面の目標として提示しました。
ご本人は「そんなに自分の体の中に問題がそんなにたくさん潜んでいるとは思わなかった…まじめに取り組みます」とのことでした。



正直、背骨が曲がっているとか、骨盤が歪んでいるなんてことは小学生でもわかりそうなことなのですが、問題はなぜ目の前にある形に歪んでしまっているのか?という点も大事だと思います。
生活習慣や日頃の動作からそれらを拾えることが多いので、それらと結び付けていくとご本人も気をつけて、日常生活から歪みを作らない生活をしてくれます。
久々にいろいろなものがつながった症例だったので報告させていただきました。


本日もブログを読んでいただき、本当にありがとうござました。
それでは、また明日。


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