2018-03-27

慢性痛を治せる治療家はこれを知っている

---------------------------【PR】---------------------------------

なぜ整体師のセミナーに医師がこぞって参加するのか↓
https://nakamura-koutarou.1andingpage.com/?page_id=8036

-------------------------------------------------------------------

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。


セミナーをすると自分の成長を感じられます。
自分の発言でさらなる気付きを得て、臨床に還元できます。
講師をやるようになってから良い波に乗れている感じがしますね。
あなたもアウトプットする機会を作ると成長速度と質が変わると思います。
ご家族やご友人でも良いと思いますので、アウトプットの機会を作ってみてください。



さて、本日もアウトプットしていきます。
「慢性痛を治せる治療家はこれを知っている」というお話です。



先日の25日(日)のメルマガとブログでは、治療家が診てはいけない、医療機関にすぐさま受診させるべき腰痛やその特徴を羅列したRed flag sign(2004年欧州版)をご紹介しました。
こういった様々な兆候を見逃さず、患者さんに常にベストな治療を提案・提供していくことが私たちには求められていると思います。



ところで、人には生体恒常性(ホメオスタシス)に代表されるように、自然治癒力というものが存在します。
例えば、刃物で指先を切っても、よほど栄養状態や代謝能力の低下がなければ傷はふさがり、治るわけです。



ところが、臨床においては「もう30年くらいこの痛みとは付き合ってますよ」なんて患者さんはザラにいます。
普通に考えれば組織の損傷自体は治っているはずなのになぜか良くならないのか?
さまざまなことが考えられますが、本日はYellow flag signというものをご紹介したいと思います。



Yellow flag signとは、疾病からの回復を妨げる“心理・社会的要因”をまとめたものです。
具体例を挙げると…
・背部痛についての不適切な態度と考え方
・不適切な疼痛行動
・仕事関連の問題または補償問題
・情動的問題

などです。



痛みがあって困っていても、それを相談する環境がなかったり、周囲に理解されずに体を酷使してしまって慢性化しているかわいそうな方もいらっしゃいます。
逆に、痛みに甘えて、痛みを抱え続けている方もいらっしゃいます。
(前者は本当にかわいそうですが、後者はただの甘えん坊ですから時々患者さんでも雷落とすことが私はあります)



あなたも小さい頃、すこし体調が悪くて学校を休んだ時など、次の日も休みたいなぁ…なんて思ったことはありませんか?
これ、疾病があることで得をしている典型的な例ですよね。
臨床的には交通事故などでむちうちになって、お金をもらえるから病院に通い続けている人なんて正にそうだと思います(本当に体調が悪い人もいるのでしょうが)。



慢性的な痛みを抱えている患者さんで、さらに医学的に特筆すべき異常がない(医師の診察や画像上の異常がない)場合は、今回お話したように個人的・社会的背景に想いを馳せないと、慢性的な痛みは改善しないケースが多いです。



解剖学や生理学など、人の体の構造や仕組みを知り、患者さんの体の理解をすることももちろん必要ですが、患者さんの心や置かれている環境を考える視点や視野も必要とされていると思います。
(心理的なお話は世田谷講師の七戸が詳しいですよ)

(写真うつりは悪くても生で見るとカッコいいですよ、彼)

幅広い視野を持って、明日からも患者さんの笑顔を増やしていきましょう。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。



追伸.
とは言っても治療技術は必要です。
セラピストスキルアップ実践会のセミナー情報はコチラ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://goo.gl/pHJngS


セラピストスキルアップ実践会代表や認定講師のブログ更新情報はコチラから↓





☆宮森個人のLINE@はコチラ↓☆
友だち追加

セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地

0 件のコメント:

コメントを投稿