2018-03-10

手技に逃げるな

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。


動画編集を忘れてました…
慌てて電車内でブログを更新してます。
本日分の動画は月曜日にアップしますね。


さて、本日は動画がないので文章で「手技に逃げるな」というお話。

(講師とは思えない発言)

私が主に用いている治療法といえば
・操体法
・頭蓋仙骨療法
・内臓マニュピレーション

この3つです。

でも最近、これらを使わない患者さんもいます。
何をしているか?

ケースによりますが、例えば歩行を観察し、口頭もしくは手で動きを修正および誘導し、動作から症状の改善を目指してやったりします。実際、昨日も2人の方が手を触れずとも、口頭でその方にとって負担の少ないであろう座り方をお伝えしたら、座る時の膝の痛みが消失しました(一応、その後に筋肉や関節の状態などを調べるために触れたりはしましたが)。


別に「触らなくても治せて、どうだすげーだろ」と言いたいわけではありません。昨日、私がやったことは、理学療法士が学ぶ機能解剖学の知識があれば誰でもできることでした。しっかり勉強していれば、学生でもできることでしょう(私はポンコツだったのでプロになってからもできませんでしたが)。


私は、“手技=道具”だと思っています。
体を良くしていくための1つの方法ということです。


患者さんは余程のマニアでもない限り、治療手技なんてどうでも良いです。
「痛いか痛くないか」とか「強いか強くないか」とかの多少の好みはあるかもしれませんが、本当に困っていれば「なんでも良いから治してくれ」と言います(他人任せな患者さんには僕は割と厳しく教育しますが)。


どの手技が優れている・劣っているということはないと思います。得意・不得意な疾患や症状はあるかもしれませんが、それは使い手が使いどころを間違わなければ問題がありません。


何よりお伝えしたいことは、すべての手技は基本、基礎医学に基づいているということです。


操体法は感覚にフォーカスしますが、全身形態の連動は関節の運動学や筋膜系で説明ができるでしょう。
頭蓋仙骨療法は、頭蓋骨の解剖運動学、脳脊髄液の波動や神経系の活動も生理学の分野です。
内臓マニュピレーションも、同様です。


過去の自分もそうでしたが、手技に頼りたくなる時は基本的に、圧倒的にこの基礎学問の知識が足りまない時です。


基礎学問の知識が足りないということは、体とは何か?どんな刺激を入れたらどう反応するのか?ということがわからずに治療をするということです。


めちゃくちゃ怖いですよね、それ。


いくら操体法が「気持ち良ければ良い」と言ってたって、決められた体の規格から外れた動きをすれば、体はもちろん壊れます(それを気持ち良いとする人が本当にいるかどうかは別の話)。


前提条件がなければ治療法も成り立ちませんし、治療法を学んでも前提条件の知識がなければ、質というものはどうしても落ちてしまいます。
治療手技を学んだら、それに関連する書籍をはじめ、アプローチする部位の基礎学問の見直しを繰り返し繰り返しやるようにしてみてください。


きっと、自信もついてイメージもしやすくなり、治療効果も変わってくることと思います。



本日もブログを読んでいただき、本当にありがとうござました。
それでは、また明日。


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