2018-02-13

分かりやすいものを提供する

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。


昨日まで3日間、スクールにサミットに、と団体の仕事をしていました。
楽しい、熱気あふれる3日間でしたが、さすがに疲れました。
本日は夕方まで時間があるので、何もしない時間を作ろうと思います。


まぁ…またセミナー作らないといけないんですけどね。


さて、本日は「分かりやすいものを提供する」というお話


先日、私の院にいらした新規の患者さんに頭蓋治療を行っていたらこんなことを仰いました。


「AKAに似てる…」


この方の整形外科での診断は頸椎症、手根管症候群、坐骨神経痛、変形性膝関節症、足底筋膜炎、外反母趾…痛みやしびれ、可動域制限を挙げると症状がない関節がないくらい全身に症状を訴える方でした。


そのため、病院のほかあちこち治療院も行かれたそうです。その中でAKAを受けたこともあったそうです。


ちなみにAKAとはArthrokinematic Approach(関節運動学的アプローチ)と言い、仙腸関節のアプローチが有名です。
もちろん全身の関節に行えますが仙腸関節へのアプローチは、コンマ数ミリの調整をするそうです。
そのため刺激が微細なんですね。


そこで、患者さんに『AKAはどうでしたか?』と聞くと「お尻触られて終わった」とのこと。
3回受けたけど変わらず…とのこと。


そんなお話をしている間に頭蓋治療が終わりました。
バランスを再チェックしてみると、治療前はふらふらしていたのが治療後は私が押しても負けない位しっかりとバランスが取れました。


「えー!こんなので変わるの?」と驚かれていました。


ここで私が言いたいのは、私が上手くて、頭蓋治療が良いとかAKAをした人が下手だったとかそういうことではありません。


治療法そのものに優劣はありませんし、患者さんにとって適切であれば良いのです。


とはいえ、私たちがいるのは、結果が出てナンボの世界。
結果がぼやけるようではそれはやはり意味がないのです。


もちろん、この患者さんがAKAを受けたときも体に変化はあったはずなのです(なきゃおかしいですよね)。


でも「お尻触られて終わった…」のは、治療が適切でなかったか見せ方が悪かったか、だと思います。
※もちろん下手だった可能性もありますが…


私は患者さんの主訴に必ず注目し、再現性があればそれを目の前でやってもらいます。
この方は全身の痛みや体の動かしにくさもありましたが「立った時にフラフラして怖い」が主訴でした。


いろいろ治療をした結果、除痛や可動域の改善はあったものの立位時のふらつきはあまり変わりませんでした。
治療で体のバランスが変わったので、神経伝達を調整しようと頭蓋治療を選択したわけです。


結果、体が変化し、主訴に直結した変化を出すことが今回はできたのです。


このように体の変化や治療効果を本人が分かりやすい形で提供するということが何より大事だと最近感じます。


頭蓋治療は分かりにくいです。
0.02ミリの動きの調整です。
それでも主訴に変化があれば、患者さんは納得してくれるのだと最近は感じています。


治療家というイキモノは、どこか職人的なところがあり、ともすれば、こだわりが強くて、自分の好きな手技をするために治療したりします。


それは自己満足ですし、「何やってんのかなぁ…」で患者さんは終わってしまいます。


どのような形でもよいので、ぜひ、分かりやすいものを提供してみてください。


追伸.
わかりやすい刺激のものを提供するというのも1つの手です
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