2016-06-22

犯人はひとりじゃない


セラピストスキルアップ実践会の宮森です。
本日もブログを読んでいただき、本当にありがとうございます。


いわゆる健康に関する本はたくさんあります。
同じテーマで書かれた本を複数読むと、
共通する内容もあれば
著者によっては正反対の内容を書いてあることがあります。


アトピーにおけるステロイドの是非なんて正にその通りです。
意見が正反対に分かれています。


正反対の情報が入ってきたら、一般の方からしたらこう思うでしょう。


「結局は何が正しいの?」


個人的な見解としては
どちらも正しい、のだと思います。
(私はまず、そう答えています)


例えば、この間は腸をキレイにする本を読みました。
それは、どんなに栄養を摂っても腸が汚ければそれを吸収できないと思ったからです。
逆に、腸をキレイにしたところで、栄養が入ってこなければ意味がありませんよね。
そして、腸がキレイで栄養を摂っても、それを巡らせられなければ意味がありません。
じゃあ循環を良くするためにはどうするか…と、考えていくべきなのでしょう。


でも多くの本は(少なくとも僕の知る限り)そこまで書いてないことが多いです。


だから、
「結局は何が正しいの?」
と、なるのだと思います。


答えを1つに決めたがるんですよね、不思議と。
明確な答えがあった方が気持ち良いからだと思いますが。

「犯人はお前だ!」

みたいな。


でもこれって臨床家も同じじゃないですか?

「関節がズレてるから痛いんですよ」
「筋肉が張ってるから痛いんですよ」
「神経が過敏になってるから痛いんですよ」
「骨がズレてるから痛いんですよ」

👆こんなこと言ってませんか?


関節がズレれば、骨もズレてるだろうし、付着してる筋肉の緊張が変わるし、それらを司る神経の興奮状態も変わりますよね。


1つのことにこだわるのは良いですし、プロなのかもしれませんが、かえって患者さんを混乱に陥れてしまう、そして臨床家の視点を狭めてしまう、そんな危険性をもはらんでいます。


この場合、患者さんを回復から遠ざけてる犯人は紛れもなく治療家ですね(笑)
(お、犯人は1人でスッキリですね)


そんな中
「気持ち良いことすれば良くなる」
ってすごくシンプルな考え方の治療法である操体法って、自分の中に落とし込めれば目指すべき方向は1つだからスッキリしますね。


だって「気持ち良いこと」は解決への明確な道標なのだから。


話があっちゃこっちゃいきましたが、迷ってる臨床家にこそ、操体法を知ってもらいたいなぁと、改めて思いました。
セミナー情報は下にありますよ。


本日もブログを読んでいただき、本当にありがとうござました。

それでは、また明日。



【短時間高単価テクニックが学べるセミナーはこちら】

8月肩こりセミナー
http://after-seitai.com/lp/a4/


7月腰痛①セミナー
http://after-seitai.com/lp/a3/




6月腰痛②セミナー
http://after-seitai.com/lp/a9/







セラピストスキルアップ実践会


https://youtu.be/9EwUMWyh1iA

0 件のコメント:

コメントを投稿