2018-10-20

これを言うやつは一生変わらない

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

昨日、全身入れ墨の方がいらっしゃいました。
超気さくでいい人でした。
前にも暗いところで光る特殊な入れ墨を入れた方もいらっしゃいましたが、すごくいい人でしたね。
どちらも変わった仕事をしていて、いろいろ経験されていました。
ビビらなかくなったのも私もいろいろ経験したからでしょうか。
人は見かけによらないは本当ですね(ケースバイケースですけど)。

本日は「これを言うやつは一生変わらない」というお話。

(ここまで変わらないのってすごいですが…)

「変わらないことだって貴重だ!」という方もいらっしゃいます。
そりゃあもちろん、モノによっちゃ変わらないことは大事だったりしますよ。
ただ、「変わろう」としているのに「変わらない」のは意味ないですよね。

私の経験上、このセリフを言う人は一生変わりません。

(あ、この画像使うの2回目だ)
(と言うことは前にもこういう記事書いたな)

セミナーでもこのセリフ、何度も言われました。
ご本人的には講師に対してのお礼とか充実感を覚えての言葉なんでしょうけど「勉強しにきてるんだから勉強になるのは当たり前」なんですよね。
そもそも、勉強ってすることにあまり意味はなくて、それを形にすることに意味があるんですよね。

だから極端な話、セミナーなんて最後まで受けなくてもいいんですよ。
もう行動したくて仕方がなくなったら、すぐさま行動に移すべきなんです。
「ああ、いい話聞いた。勉強になった!」となっている人って、実は変わろうともしてないんです。
もしくは変わっていないことに気付いていないか(そう考えると可哀想な気がしますが、お節介でしょうね、これは)。

ちょっと胸に手を当てて考えてみてください。
「勉強になりました」と言ったことがないか、もしくはそう思ったことがないか。
そしてその時に“勉強”したことが今、実を結んでいるのか。

くれぐれも残念な人にならないよう、ご注意くださいませ。
私も気を付けます。

本日もブログをお読みいただき、本当にありがとうござました。

それでは、また明日。


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宮森大地

2018-10-19

え!Wolffの法則知らないの?

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

むずかしい本を読むと「自分って本当にバカだなぁ」と思います。
ただ、新しいことってそりゃ予備知識もないから分かるのにも時間がかかるもんです。
繰り返し読み込むと何となくわかってくるもんなんですよね。
というわけで、新しい学びを始めました。

さて、本日は「え!Wolffの法則知らないの?」というお話。

(ビックリしてマスオさんになっちゃいますよ)

知らない方のためにも、忘れてしまった方のためにも復習!
Wolffの法則とは「骨の形態と機能の変化、あるいは機能のみの変化の後には、数学的法則にしたがって骨の内部の構造と形状の変化が生じる」というもの。

うん、良くわかんねぇな、これ。

もうすこし分かりやすく言ったのが「正常にせよ、異常にせよ、骨はそれに加わる力に抵抗するのに最も適した構造を発達させる」というもの。
ああ、分かりやすい。
つまり、骨は加えられた力に適応する形状に変化するってことですね。
※ちなみにWolffさんはドイツの解剖学者です。

昨日のブログ記事に対してFacebook上でコメントをいただきました。
詳細は控えますが、そこで思い当たったのが治療家さんでも骨格の左右差があることを前提として患者さんの体を診ている人が実は少ないんじゃないかってことです。

(こんなキレイな骨格の人、見たことないですよ)

特に成長期のスポーツ歴や日常生活の姿勢・動作って言うのは体に対してかなりの影響を及ぼしますし、その時に完成した骨格って言うのは、ほぼ一生涯続いていきます。
もちろん、骨格が決定した後も骨はWolffの法則に従って形状を変化させますし、その変化はダイナミックなものもあります(変形性膝関節症の方とかすごいですよね、長管骨の捻転)。
が、基本型は成長期が終わった後に決定すると考えて良いでしょう。

O脚矯正!なんて宣伝している人もいますし、それができる人もいることでしょう。
ただ、脛骨・腓骨といった長管骨が捻転している場合って本当にできるんですかね?
見かけ上は両側の下肢がくっつくケースも多いのでしょうが、長い年月を経てできた捻転や変形が短時間で変わることによるメリットやデメリットも考えてみたいところです。

私たちは患者さんの“今”しか診れませんし、それは過去の“結果”です。
やっぱり歴史を考えないと、適切なアプローチってできないと思うのです。
歴史を知るには…聞くしかないですよね。
あとは触れて確認するとか、それもしっかりと知識を持って。

あとこれはお節介ですが、水は方円の器に随うということわざがあります。

意味は「水は容器の形によって、四角にも丸くもなる。転じて、人は交友関係や環境によってよくも悪くもなる」と言う意味です。

骨の形状が加えられた力に依存して変化するように、人も環境によって変化するのでしょう。
体も心もそんなに変わらないんでしょうね、本質は同じだから。
いい環境を選んでいきたいな、と思いました。

本日もブログをお読みいただき、本当にありがとうござました。

それでは、また明日。


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2018-10-18

施術の順番考えてますか?

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今朝も散歩をしてきたのですが、朝焼けがきれいでした。
こういうきれいなものをきれいだな、と思える心を持ち続けたいなぁと思いました。
(感想が小学生)

さて、本日は「施術の順番考えてますか?」というお話。

本日は本当に久々な感じがしますが、施術についての話をします。

施術って一般的に「体に良いもの」ってイメージがありますが、そうでもないですよね。
「〇〇院に行ってやってもらったら余計に痛くなって~」なんて話はよく聞きます。
その理由にはもちろん
・アプローチの場所が違ったのかもしれない
・アプローチの量(強さなど)が違ったのかもしれない
・アプローチの質(方向など)が違ったのかもしれない
・アプローチのやり方が違ったのかもしれない
・アプローチをしちゃいけない状態だったのかもしれない
などなど考えられるわけですが、その中でもアプローチの順番というものも要素としてあると思います。

例えば、操体法では足から整えていくという哲学があります。

二足歩行を行う人間にとっては唯一の接地面ですし、この部位の歪みは上行性に影響を及ぼします。
事実、足を整えることで戻りがなくなる・少なくなる方は多くいらっしゃいます。
じゃあ、足からすべて始めりゃ良いかって言ったらそうじゃないよね、と私は思います。

足を整えて体の構造と機能を劇的に変えることは可能です。
ただ、それをフルに使える準備が患者さんになければ、それは使えません。
かえってバランスを崩して痛みを出す可能性すらあります。
解剖学書にあるような形にすれば良いのか?と言ったら、必ずしもそうじゃないこともあるのです。
むしろ、解剖学書から外れた状態にすることでバランスを取れる方もいらっしゃいます。

すべてを理解することって難しいでしょうけど、目の前の人の体の状態がどこから来ているのか?って考える必要があります。
それによって、施術の順番って変わってくると思うのです。
常に「今、この施術の順番ってベストだろうか?」と考えてみてください。

本日もブログをお読みいただき、本当にありがとうござました。

それでは、また明日。


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宮森大地

2018-10-17

こんな本の読み方は意味がない

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私は時間があれば新宿御苑に行くのですが、あそこはいいですね。
管理が行き届いているし、私は全く詳しくありませんが季節ごとの花が楽しめます。
そして何よりきれいなんです。
きれいな環境にいると人の心もきれいになるのかなぁと思う今日この頃。

さて、本日は「こんな本の読み方は意味がない」というお話。


超一流の経営者は質の高い本を何冊も読んでいる。
これは間違いないないようです。
以前にも取り上げた内容かと思いますが、読書量と年収はある程度比例するようです。

「それって果たして本当だろうか?」
今日はあえて疑問を呈してみようと思いました。
なぜならこんなことがあったからです…。

少しばかり昔の話です。
突然「実は昔、いじめにあっていたんだ…」と、ある人に告白されました。
その人は性格も明るくて、スポーツ万能で、とても気遣いのできる人で、まさかいじめにあっているような人には見えませんでした。
でも、いじめにあっていた事実は事実。
聞いていて辛くなるようなレベルのいじめをずっと受けていました。
その人は部活だけを楽しみに学校へ行き、学業後の部活だけを必死にやったそうです。
そして休み時間、ただただ本を読みふけっていたそうです。
周りの環境からも、現実からも、とにかく逃げるために…。

読んだ本のタイトルを聞くと、誰でも知っているような作者や作品名が並びます。
しかし、その人は「読んだ本は何となく覚えているけど、内容はまったく覚えてないんだよね…ただただ、時間をつぶすために読んだし、字だけを眺めていたから」と言いました。

そりゃそうですよね、だって本を読む目的=時間つぶしだったのですから。
夢中になって読んだわけでもないし、内容を覚えるのが目的でもなかった、そこに感動はなかったのです。
そしてそれを共有する友人もいなかったのです。
「きっといい本もたくさんあったんだよね…覚えてないのはもったいないな、とは思う」と、最後にこんな風にその人は言いました。

少し重い話になりましたが、ここにやはり1つの真理があると思います。
つまり、人は感情を揺さぶられないと記憶に残らない、そして、アウトプットなど具体的な行動に移さないと記憶に残らない、ということです。

私もさんざん人に「本を読め」だの言いますが、月の読書数は10冊もいきません。
本を読むのが非常に遅いのもありますが、読み切ることよりも内容の理解と行動を優先するようにしました。
字面だけを追っていても意味がないことも、行動に移してナンボなのも明らかだからです。

冒頭の超一流の経営者はたしかに本を大量に読んでいるのでしょう。
ただし、ものすごいスピードで行動に移し、その量もすさまじいのでしょう。
ただただ読むだけじゃムダになります。
(セミナーに出て学んだ気になる、できる気になるのと同じですね)

それから、量にこだわるのってどこかナンセンスな香りがします。
「1日1万歩あるいてるよ!」という患者さんが膝痛かったらどうします?
「歩く量減らしたり、歩き方工夫しない?」って提案しませんか?

読書って量も内容の質もそうですが、その後の行動も含めて質だと思います。
行動が伴わないなら、Wikipediaとかで事足りますよね、調べて終わり―みたいな。
そんなワケで、行動を重要にしていきましょうって話でした。

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2018-10-16

人に好かれるコツ

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本日よりまた半年ほどの学びが始まります。
春先には「やったぜ!」とご報告できるようにがんばります。
そして何より楽しみたいですね。

さて、本日は「人に好かれるコツ」というお話。


私は人に好かれようが嫌われようが特に気にしていません。
そんな私が「人に好かれるコツ」なんてものを書くなんて…。
ただ、やはり患者さんとの信頼関係の構築は必須ですよね。
そんなワケで、その一環としてお読みいただければと思います。

人に好かれるには、結論から言うと『共通点を見つける』と良いです。

(このふたりの共通点…顔の真ん中にあるのが鼻、とか?)
(正解は年齢!マジかよ)

例えば、私が子どもの頃、家族と旅行に行った時のこと。
親が同じツアーの参加者さんとお話をしていました。
すると、なんと隣駅に住んでいるご家族だとわかりました。
その後、いろいろと話が盛り上がったようで、ツアーから帰っても親とそのご家族は何度かお会いする機会がありました。

正直、子どもながらに「『ご出身はどちらなんですか?』とか『お住まいはどちらなんですか?』なんて会話、どこが面白いんだ、クソみたいな会話だな」と思っていました(どうやら私には子どもの頃から人格破綻があった模様です)。

ただ、私も社会人になり、セミナーなどで遠方に行くことがあると名前と職業の次くらいには出身地を聞くようになりました。
そこで「神奈川です」なんて聞くとどこか嬉しくなり、「え!どの辺りですか?」と少し盛り上がったりします。
あとは過去に自分が行ったことのある地域の方の出身地だったりするだけでも話が盛り上がったりします。

今回は出身地を例にしましたが、他のことでもそうですよね。
趣味や好きなこと、経験などが同じ・似ているだけでも人は親近感を覚えます。
「え!〇〇好きなんですか?私もです!」みたいなことってよくありますよね。
共通点は同時に好意を生み出すきっかけにもなりますし、それだけでも信頼関係を構築しやすくなります。

患者さんと自分との共通点を見つけられると良いかもしれません。
見つけるコツもありますが…それはまたまたの機会に^^

本日もブログをお読みいただき、本当にありがとうござました。

それでは、また明日。


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2018-10-15

ビジネスが嫌いな人は人間が嫌いなんじゃない?

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本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

本格的に風邪を引いたのか、起きたら8時でした…。
スクールの次の日は予約を軽くしているので助かりました。
来月から忙しくなるので、体調管理しっかりしていかないといけませんね。

さて、本日は「ビジネスが嫌いな人は人間が嫌いなんじゃない?」というお話。

最近は多いのか少ないのか分かりませんが、私が独立した頃より数年前から、理学療法士・作業療法士の独立ブームがありました。
理学療法士・作業療法士はその資格で独立できませんので、世間的には整体師になるわけですが、世間の方々からしたら理学療法士も作業療法士も柔道整復師も鍼灸師も大して変わりません(私は引っくるめて治療家と呼んでいます)。
要は「良くなりゃいい」わけですから、その方法は問わない人が多いでしょう。


残酷な現実

ところで整骨院・接骨院・鍼灸院・整体院・マッサージ院などはそのスタイル(店舗か出張か)などを問わなければコンビニよりも多いなんて言われていますよね。
これから日本の人口も減っていくって言うのに、明らかに飽和状態です。
私も3年やってますが、この3年で私の地域でも院が消えては生まれていきました。
人口10万人の田舎町ですが、それでもそれなりに経済の循環、それも残酷な一面を垣間見ることができています。
何てったって5年生存率1%ですからね。
生半可な覚悟じゃできませんよ。
こういう現実があるがゆえに、私もビジネスというものを勉強するわけですが、まだまだ治療家という人種は一定数、この“ビジネス”という言葉が嫌いな人がいるようです。


ビジネス嫌いな人の主張

まぁ治療家はバカで純粋な人が多いですし、「オレは金儲けのために技術を磨いたんじゃない、患者を良くするために技術を磨いてるんだ。金儲けを高尚なこの業界に持ち込むな」なんて人もいることでしょう。
私はセミナー講師なんてやらせてもらっていますが、する話は基本的に治療の話ですし、ビジネスの話をするほどの知識もノウハウもありません。
そういうことは業界でトップクラスのうちの代表とか、有名なコンサルの先生にお任せすれば良いと思ってます。
ただ、それでも「ビジネス”って言葉が嫌いな治療家さんは結局、患者さんともうまくいってないんじゃないか?」と思うようになりました。


“ビジネス”の意味

ここでハッキリさせておかないといけないのは「ビジネスとは儲け話ではない」ということです。
数式で表現するならば、ビジネス≠儲け話、でしょうか。
とは言え、儲けなきゃいけないので、=ではなく、≠です。
「なんだ、結局は金儲けじゃないか」と。
「患者を金としか見ていないんだろう」と。
トンカチで殴りつけても砕けないくらい頭の固いアナタはそう言うのかもしれません。
今日は「アナタはビジネスの本質を見誤ってる」としっかりお伝えします。

“ビジネス”という言葉を調べてみると、なかなかに表現が難しいようです。
Wikipediaによると以下のようです(引用しつつ、文章を変えております)。
「ビジネスとは営利や非営利を問わず、また、組織形態を問わず、その事業目的を実現するための活動の総体をいう。会社、法人、個人などを問わず、事業体がそれぞれの事業目的実現のために、人・物・金・情報などの諸資源を活用して行う活動全体を意味する。」

これでもよく分からない人のために答えを言いましょう。
ビジネスって「人と人との営み」ですよ。


自分に置き換えて考えてみよう

頭の固いアナタだって、日々何かしらの買い物をするでしょう。
水でも食べ物でも良い。
院で使ってるベッドでもタオルでも着ている施術着でも何でも良い。
例え、アナタが「これで良いかな」と大したこだわりもなく何気なく選んだそのモノにだって、「いやー!こんなのが欲しかったんだ!」と店舗を何軒も回ったり、ネットの奥の奥まで探していったりして見つけたそのモノにだって、生産者の“想い”がたしかに詰まっているんじゃないでしょうか。
アナタが目の前の患者さんに対してかける一言の言葉や、施術の一手に込める“想い”と同じくらい熱いものが、きっとその商品には詰まってる。

面と面で向かい合ってだって、PCやスマホの画面越しだとしたって、そこにいるのは人と人で、たしかな息遣いがある。
どこまでいっても「人と人との営み」ってのは変わらない。
私はそう思うんですよね。
私は常々「治療も経営も同じだよな」と思っていますが、まさにここなんです。


ビジネスは自分の存在意義を示す手法である

手法や関わるステージ・次元、やり取りする物品が違うだけで、結局は本質は同じことをしている。
治療バカのアナタが患者さんに届けなきゃいけない技術だって、その技術に興味を持って、来てもらって、買ってもらわなきゃ意味がない。
世の中の人が「知らない」のなら、それは「存在しない」のと同じ。
ここで注意なのは、存在しないのは「技術」ではなく「アナタ自身」だと言うことです。


だから、潰れていくんですよね。

社会に自分の必要性を「認めさせる」ことができなかったから潰れていく。
弱肉強食という摂理は、時代を超えて、環境を変えても、現代でも息づいているんです。


そりゃ狡猾な悪巧みをして金儲けするヤツもいますよ。
だとしたら尚更、アナタのまっすぐな想いを社会に届けるのがアナタの役目なんじゃないんですか?

アナタは誰に、何を届ける人ですか?
その結果、届けた人がどんな利益を受けられるのか。
その利益を受けた人が社会に健康な体で参加することでどのように変わっていくのか(ここでいう社会は家族という最小限のコミュニティも含みます)。

それをまず考えれば、臨床で患者さんを想う気持ちをビジネスというフィルターを通して表現できるんじゃないでしょうか。

ちゃんと届けていきましょう。
社会にアナタのその思いを。
アナタを待っている人は必ずいるのだから。

本日もブログをお読みいただき、本当にありがとうござました。
それでは、また明日。


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【症例報告】右膝痛の症例<認定インストラクター こもれび>

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毎週日曜日の夜は当会の認定インストラクターによる症例報告をお送りいたします。

さて、本日はこもれびさんによる症例報告。
タイトルは「右膝痛の症例」です。

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【症例紹介】
74歳女性
レザークラフト教室を開いている

【現病歴】
右膝痛が主訴。
初診時、春から原因不明で急に右膝に痛みが出現。
歩行時、荷重痛がひどく庇って左側で支えている状態になる。
右足各関節の動きが乏しく、棒状で歩行している感じ。

【評価】
問診で詳しく内容を聞く。
定期的に仕事で使う材料を遠方まで買い出しに行く事がある。
その際に重い荷物を持つのが大体右側との事。

自宅で飼っている犬の散歩を朝、夕方に行い右手にリードと目の前が学校な為、学校を右回りで散歩する事が判明。

28歳の時に胆石の兼ね合いで胆のう摘出。
48歳の時に右卵巣摘出。
2つの手術で手術痕も広範囲で、服の上からでも皮膚の硬さを確認済。

当院に来る前まで筋膜リリース的な?治療を受け続けいた。
それにより、痛みは引いたとしても歩行の修正が無かったので再発の繰り返していたと考える。

立ち姿勢で両足knee-in内股気味。
右肩巻き方が強いことを視診で確認。

【治療】
まず土台の足元からの調整として、
1.臀筋周りや下腿の剥がしなど滑走不全の筋膜張筋や内側広筋などに刺激を入れ臀筋を使える状態にする為、下肢の安定から入る。
2.その後つま先上げで背面側を意識させる。
3.右足の動きを出すために右膝伸ばしで可動域を上げる。
4.右肩巻き方はkポジで全体的な動きを出す事と胸郭を広げる意味合いも兼ねて行う。

【結果】
4~5回目で痛みも落ち着き、歩行や姿勢の安定が出ている。
立ち姿勢での左右差も良好。

治療を通しては細かく隅々まで問診が出来た結果、癖や左右差を治療側と患者さん側も共有でき経過に繋がったのかと思います。
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生活習慣からくる姿勢・動作の癖と、体の各部位の状態を関連付けていって改善に導いた症例報告でした。
こういったマクロな視点、ミクロな視点を行ったり来たりすることがとても大事だと思います。

また来週も認定インストラクターの症例報告をさせていただきます。
明日からもがんばっていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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