2019-04-23

操体法が効果的なのはヨガっぽくもあり、瞑想っぽくもあるためである

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

このブログが更新されるのは23日の火曜日。
本日、私は試験を受けてきます。
練習もしましたし、大丈夫かと思いますが緊張しますね。
がんばってきまーす。

さて、本日は「操体法が効果的なのはヨガっぽくもあり、瞑想っぽくもあるためである」というお話。

(さて、本日の内容はどれだけの人に伝わるでしょうか)
先週から東海大学で学生さんに向けてヨガや瞑想などをお伝えする講義を担当させてもらっています。
その資料をまとめる上でいろいろと書籍を読み返したのですが、その中で操体法とヨガ、瞑想との共通点を発見しました。
私見も含みますので、いわゆる科学的な根拠はないですが参考になれば幸いです。

操体法では快感覚を重視しますし、それが目標でもあります。
この快感覚に出会うためには、患者さんが“今の自分の体の状態”に注意を向けないといけません。
この“今”に注目するのは、近年話題となり、有名な起業家や会社も取り組んでいるマインドフルネス瞑想に通じるものがあります。
例えば、Appleの創始者のスティーブ・ジョブズも瞑想をしていたのは有名ですよね。

(確かGoogleやYahoo!、Facebookも会社ぐるみでやっていたような…)
これは余談ですが、マインドフルネスは仏教の概念ですが、元をたどればヨガにたどり着きます。
ヨガというとポーズを取るイメージがあるかもしれませんが、あれはヨガの一部であり、ゴールは瞑想にあります。
瞑想をスムーズに行うために、体を整えるその一環としてヨガのポーズがあるわけです。

さて、仏教でもヨガ(古代インドからの智慧)でも大事にされている“今”に注目する技術でもある瞑想。
瞑想が脳疲労の改善や集中力・記憶力の向上、感情調整力の向上、自己認識の変化などに効果があることは科学的に証明されてきています(これは私見ではなく、事実です)。
また、慢性痛が瞑想によって軽減される、瞑想の実践者が痛みに強い(というか痛みへの向き合い方が違う)といったデータもあるようです。

操体法においては、評価や操法を通す際に患者さんに体の感覚を問います。
繰り返しになりますが、患者さんは体の感覚を問われるということは、否が応でも“今の自分の体”に注目しないといけません。
あくまで私自身の感覚ですが、瞑想が深まっていくと何とも言えない“幸福感”や“快感覚”に包まれ、これは上手な操法を通されている時の感覚と似ています。

科学的なデータと私見を交えて考えますと、操体法(操法)はヨガっぽくもあり、瞑想っぽくもあります。
そのため、効果が高く、対応できる幅が広い技術と言えるのではないか、と思うのです。

(いろいろな気付きが生まれるのも操法かな、と思います)
もちろん、操体法にはいろいろな側面があり、捉え方も人それぞれです。
連動(運動連鎖)として、体の動きを捉えていくこともできます。
それはもちろん操体法の重要な一部分ではあるのですが、やはり感覚の要素が抜け落ちてしまうと、効果は一段も二段も落ちてしまうように思います。

操法中に感覚を問いかけておりますでしょうか?
「今、痛みや苦しさはないでしょうか?」
「今、気持ち良さなどポジティブな感覚はありますか?」

声かけの仕方によっても回答や反応は異なりますので、工夫が必要になりますが、それはまた別の機会にしましょう。
※そう考えると“楽”を選択する操法の捉え方を見直す必要もありますね。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

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