2017-09-14

【番外編】あるスクール生さんのお話

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私は11月25,26日で大阪で講師を務めます。
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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログをお越しいただき、本当にありがとうございます。


本日は番外編として、あるスクール生さんをご紹介しましょう。
彼の名はサワダさん。
つい先日のスクールで全24回を修了し、卒業しました。

左がサワダさん。右が彼と同期のいづみん
お二人はスクールだけでなく、私の治療院にも通ってくれていたり、スクール生の中でも小田急沿線に住むメンバーで組んだ「チーム小田急」でも遊んだりする私の大切な仲間です。


ちなみにこれがチーム小田急。講師の七戸もおります(画質超悪い…)。
いづみんも大切な仲間ですが、今日はサワダさんにスポットライトを当てたいと思います。


彼との出会いは1年半前、私が講師を始めて2か月目、私にとって最初で最後の横浜会場でセミナーをやった時のことでした。まだまだ手探りで講師をやっていた時期でしたが、後々この時の横浜会場は私にとってとても印象深い回となるのでした(どうでも良い話ですが、前日に博多でセミナーをやり、その日のうちに神奈川に返ってきていたので、疲労感たっぷりの中、よくセミナーやったなぁと自分でも思います)。


セミナーが終わった後、彼は私の前まで来て「…ありがとうございました。またよろしくお願いいたします…」と言って、ろくに目も合わさず帰っていきました。

(うわっ、暗っ!)

と思ったことをおくびにも出さずに「またお願いしますね!」と返した私を自分で褒めたいところですが、なんとなく彼はどこか操体法に可能性を感じてくれているのだな、という直感が私にはありました。その後、タイミングが良いことに特別キャンペーンに彼は申し込んで、晴れてスクール生になったのです。「ああ、やっぱり来てくれたんだな」と私は思いました。


それからというもの、まだまだスクール生が少ない中、中村のアフター整体院で操体法の知識と技術を深めていきました。当時の彼は本当にネガティブで、自分が何をしたいのかとか、どういう風になりたいのかとか、分かっていなかった様でした。何をするにも言い訳ばかりで、そのうち「ネガティブ=サワダさん=(あだ名)さわでぃ」という方程式が実践会内では出来上がり、誰かがネガティブになると「〇〇がさわでぃになってる」という会話が成り立つようになりました。私も彼をボロクソに打ちのめしたことが何回もあります。よく嫌われなかったものです(ちなみに彼が着ている深緑のTシャツには「ネガティヴの塊」と書いてあり、私が作りました。メガティブキャラの名付け親は私でしょうか)。


ベテランになった今でもスクールでは後ろの方で参加しています(クイズ!サワダさんを探せ!!)


何かをきっかけとしたかは忘れてしまいましたが、私の治療院にくるようになり、それからいろいろなお話をするようになりました。その中で私が「いろいろ経験してみれば良いじゃないですか」と言ったのだと思うのですが、彼は実践会以外のセミナーにも出かけるようになりました。いろいろな技術を学んでいく中で、「〇〇のテクニックは操体法の××に似ている」など、様々な技術と操体法の共通点を見出すようになったそうです。いろいろな経験をしていく中で、彼は操体法を彼なりに解釈していき、高齢者を施設で働いている彼は、高齢者の方にもわかりやすいように操体法を昇華して臨床で応用しています(声かけなどが大切なファクターになる操体法は、耳の遠い方などには難しい場合もあります)。この彼の姿勢は、もっともっと多くのスクール生や受講生さんが参考にすべきだと思います(習った事をそのままやることも大事ですが、ある程度応用できないと臨床力がつかないためです)。



今ではセミナーではしっかりと受講生さんに技術を伝えられるサワダさん。もはや我々にとって貴重な戦力になってくださいました。


当会のスクール生だけが入れるFacebookグループがあるのですが、卒業後、彼が書き込んでくれた言葉を少しばかり抜粋いたします↓

「去年の6月にスクールに飛び込んで、最初は中村代表のアフター整体院で、多くて10数人くらいでやっていました。
整体院の空間で、みんなで圧痛をやったり、釣り合いの練習をしたり…ちょっと不思議な光景だった事を思い出します(笑)


(中略)

正直に言います
全く訳が分からず、なんて世界に来てしまったんだと、後悔した事を覚えていますσ^_^;
なんとしても、技術を習得してやる!
という思いから、スクールに通いセミナーへはほとんど毎回参加して、経験を積みました。

(中略)


今年に入って、少しずつ感覚的な部分を自分なりに納得したり、中村代表や講師の皆さんの言葉が分かって来た事で
一気に感覚が変わった感じがありました。
そして、今の感じになってきています。


しかし、まだまだ自分が納得いくものだけの技術を身につけられてはいません。
まだまだ楽しく実践を重ねて行きます。
この環境に、身を置けた事に今は物凄い感謝をしています。
実践会が無かったら、操体法も知らなかったかもしれませんし、何よりもこれだけ多くの人に出会う事も無かったでしょう。
中村代表と講師の皆様には、なんと感謝したらいいか分かりません。

本当に、ありがとうございます。」

まぁ、涙出ましたよね。

操体法は感覚に問いかける治療法ですから、1回や2回で分かるような技術ではありません。それこそ終わりがないと思います(すべての技術がそうだと思いますが…)。いろいろ操体法以外を学んでいる姿を見て、うちの代表は「迷うからやめた方が良い。1つに絞った方が良い」という考えを持っていますが、私はいろいろな技術を知るのは良いと思います。結局は治療家なんて職人の一面がありますから、自分の好きなものを見つけるのが1番良いと思うのです。その中で彼が操体法に可能性を見出してくれて、学び続けてくれていることが、私は何より嬉しいのです。



ネガティブだ、ネダティブだ、といじられる彼ですが、1年ちょっとで彼は大きく変わりました。もう誰も馬鹿になんてできません。彼はすごい人だと私が自信を持って言えます。卒業してもちょくちょくスクールやセミナーには顔を出してくださるそうなので、私としてもこのつながりを保っていただけることに一安心です。


卒業生がでて寂しいですが、それだけ関係が密になれるのも実践会の特徴なのかな、とも思います。それだけ講師とスクール生の距離が近いんですね。聞きたいことをすぐに聞けるのは手前味噌ですが、良い環境だな、と思います。


サワダさん、あなたがいないと私は懇親会で安心して飲めませんから、これからもよろしくお願いしますね。まだまだお食事行ったり、治療しあったり、遊びに行ったりしましょうね(今度TDSにチーム小田急で行く予定を立てています)。


こんな仲間がほしい方は、まずは以下のセミナーにお越しください(宣伝は忘れません)。

【当会のセミナーは情報はこちら↓】

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宮森は11月25,26日で大阪で講師を務めます。


10月腰痛編①
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宮森は21、22日で東京(世田谷)で講師を務めます。


9月腰痛編②
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宮森は17日は東京(世田谷)
23,24日は大阪で講師を務めます。


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セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地

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