本日もブログをお越しいただき、本当にありがとうございます。
さて、24,25日と週末はセミナーでした。
4か月ぶりに東京で上級コースの講師も担当したので2日間ぶっ続け。
終わってみてば私の体重が5キロも落ちていました(笑)
これだけの人の視線をあびれば私の体から何かが抜けだしてもおかしくないですね。
午前午後でさまざまな操体法のテクニックを学んでいただけましたが、受講生さんの反応はさまざまで「意外と難しいんですね」なんて声も。
中村の臨床動画やDVDは多くの方に観られていますし、私も少ないながらも臨床動画を出しているのでそれをご覧になってセミナーにきてくださっている方が多いです。
どの動画でも簡単そうにやっているように見えるようで、実際にやってみて発見はたくさんありつつも、イメージと実際の感覚のギャップに驚かれて汗をかいている方もチラホラいらっしゃいました。
そんな方に私は言いたい。
簡単なんかじゃないです。
超難しいです。操体法。
これは受講生さんより早くに操体法に出会い、いろいろな人に刺激を受けて勉強し、実践してきた私が最近よく感じることです。操体法は奥深すぎて一生のうちにちゃんとできるのかもわかりません。
でも、人に伝える立場になっている以上、私が理解している範囲で分かりやすくお伝えするのが私の務めですし、ご興味のある方は段階を踏んで進んでいっていただけたらそれは何よりありがたいです。
ただ「簡単じゃないからやめよう」なんて、そんな理由で(操体法に限らず)治療テクニックを選んでいるのなら、それは残念だなぁと思います。
私だって他の講師やスタッフだって最初は下手くそでした。上手じゃなかったです。今でも私は満足なんてミジンコ一匹分もしてません。まだスクール生も全然いない頃、中村にアフター整体院で手取り足取り教えてもらって練習してきました。臨床でいっぱい失敗しました。患者さんに「なにも変わってないです」なんて言われたことは数えきれないくらいあります。
それでもやってきたからこそ、今があるんです。
(何気ない所作にもこだわりがあるのです)
私が以前にお世話になった先生がこんなことを言っていました。
「みなさん、自転車は乗れると思います。でも、最初からいきなり乗れた人はいますか?…いないですよね。何度も転んで、泥だらけになったり、足とか手を擦りむいたり、泣いたりしながら練習しましたよね。こんな風に小さい頃は辛いことでも必死にやってきたはずです。みなさんは『努力の天才』なんです。だから、がんばっていきましょう」
この先生の言葉を借りれば、きっと誰しもが努力の天才「だった」はずです。その資質はあるはずなんです。でもなぜか、大人になると失敗が怖くなって、痛い思いをしたくなくって、ちょっと無理そうだな、なんて思うと諦めが早くなったりします。
確かに、私たちの「失敗」は直接、「患者さんの不利益」につながってしまいます。だから、余計怖いのかもしれない。でも、失敗をしたらその失敗を分析して改善していかないと、結局上達はないし、その作業をしないから、セミナージプシーの様に永遠にテクニックを追い続けてしまう羽目になってしまいます(それが楽しいならいいですし、患者さんの利益になっていればいいと思いますが)。
私が関われる範囲の方には、私と同じ失敗をしてほしくないので、同じ失敗をしないようにコツをお伝えはできますが、それでも失敗はすると思います。そのときのふるまいで、治療家としての価値みたいのが決まってくるように思います。
患者さんも自分たちも笑顔でいられるように、もっともっとがんばっていきませんか。
私にできることは、あなたにもできます。あなたは努力の天才なのだから。
本日もブログを読んでいただき、本当にありがとうござました。
それでは、また明日。
【当会のセミナーは情報はこちら↓】
8月肩こり編
http://nakamura-koutarou.
宮森は20,27,28日で
東京で講師を務めます。
7月腰痛編①~下肢からの改善編~セミナー
http://nakamura-koutarou.1andingpage.com/?page_id=412
宮森は9日は東京
22,23日は大阪で担当いたします。
☆宮森個人のLINE@はコチラ↓☆
セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地
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