セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。
おはようございます。
セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日は症例報告をお送りします。
さて、本日は私、宮森による症例報告です。
「一向に良くならない膝の痛みにイライラしていた症例」
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〈基本情報〉
・30代 男性
・ニート
↑ちなみに今回の症例はこの人
<現病歴>
・昨年秋頃より走行時に右膝外側部に痛みあり
・日常生活では痛みを感じることはないので困っていない
・いくつか治療院を回るも「よくわからない」と言われイライラしている
<主訴>
・走った時に痛くなる膝の痛みをなんとかしたい
<触診>
・主に大腿二頭筋に筋硬結あり
・半腱様筋にも筋硬結を確認
・外側広筋と大腿二頭筋との筋間中隔に滑走不全あり
・内外ハムストリングス間にも滑走不全あり
<問診>
・昨年の夏頃に軽い肉離れを経験していた
<治療アプローチ1>
・上記の筋硬結のリリース
・上記の滑走不全部位のリリース
<アプローチ後の反応>
・普段は感じていなかったが、膝関節の屈伸運動の軽さを感じる
・その場で軽く走行をしてみると、右下肢の接地時にKnee-inのアライメントを確認
<治療アプローチ2>
・右足関節の内反方向への不安定性を確認できたため、足関節の安定化を実施。
<アプローチ後の反応>
・走行時のKnee-inアライメント改善。
<後日談>
翌日、翌々日と30分ほど走ってみたが、膝の痛みは出なかったとの報告。
<考察>
昨年の肉離れの経験から、ハムストリングスに器質的な変化を生じ、機能不全を起こしていたことが考えられる。
走行時のアライメントや筋硬結が確認できたことから、膝の外側組織にもメカニカルストレスおよびトリガーポイントの関連痛が生じ、痛みが出ていたと考えられる。
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※自身の怪我もいい経験になるな、と思いました。
来週も症例報告をさせていただきます。
明日からもがんばっていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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