2019-08-31

【宮森の思う操体法とその未来】

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。

本日が私の書く最後のブログです。
最後なので好きなことを書こうと思います。
…まぁ、いつも通りなのですが(笑)

【宮森の思う操体法とその未来】


セラピストスキルアップ実践会の講師として3年ほど活動しました。
講師として至らない部分もありましたし、最初の頃は無駄に吼えていました。
スタッフや受講生さんにご迷惑をおかけしたこともありました(その節は本当に申し訳ありませんでした)。
それでも後半はそれなりに自分の色を出しつつも、操体法を楽しくお伝えできたかな、と思っています。

しかし、それと同時に「操体法じゃなくても良いよね」と思うようにもなりました。

私にとって操体法は、最初はただ単に技術を手に入れて、自信を持ちたくて習い始めたものでした。
当時、私の知る限りで誰よりも結果を出していた中村光太郎に頭を下げたのはこのためでした。
本当に頭を下げたかどうかは定かではありませんが、下げたと思います。たぶん。きっと。おそらく。
また、知っている人は知っていますが、私は彼のことが死ぬほど嫌いでした。
今は、“まぁまぁ”ですが。

臨床で結果を出すため、講師として活動するため。
操法の練習を繰り返しました。
書籍も読みました。
そして少しずつ、操体法の中に秘められた哲学(操体)に惹かれていきました。

その頃から、私はさまざまなギャップに苦しむようになります。
・自分の伝えたいことと、受講生さんの求めていることが違うこと
・「楽」と「快」を同列に扱う人が多いこと
・操体法の基礎も知らないのに「操体法をやっている」という人がいること

※最後はただの愚痴ですが…。

これらのギャップを埋めるため、セミナーやブログ、メルマガ、YouTubeで発信していきました。
それでも埋められないギャップがあったのは、ただの私の実力不足です。

私は多くの治療法に詳しくありません。
そのため比較が難しいですが、それでも操体法は他の治療法にはない強みがあると思います。
それはもちろん「原始感覚に問いかける」という点です。

【それが抜け落ちた操体法は、操体法ではなく、ただの体操だと私は思います】

自身の体の感覚に問いかける治療法を私は他に知りません。
ただ、他の分野ではあります。
特にボディワークの中にそれらは多く見られます(ヨガは特にその傾向が強いです)。

そのため、私は「原始感覚に問いかけるなら、操体法じゃなくても良いよね」と思うようになりました。

ただ、今とこれからの時代を考えた時に、操体法のように「体の声を聴く」手法は必要だと思います。
その哲学である操体も、これからの時代に必要だと思います。
そしてそれを求めている人も多くいると私は思います。
操体法が必要とされていると私は思います。


さて、このような形でお伝えしていくのはこれが最後になります。
ただ、私自身は操体を実践していきたいと思っています。
そして私のできる範囲で、誰かに伝え続けようと思います。

間違った操体と操体法が広まらないことを祈って。

私のような凡人の書く文章に飽きずに最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、さようなら。


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セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地

2019-08-27

宮森がスクールで話したお話その2

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

気がつけばメルマガ・ブログ更新を火曜・土曜を担当していました。
つまり、私は今週土曜日の最後の分も担当するということです。
最後なので好きなことを書こうと思いますので、よろしくお願いいたします。

さて、本日は「宮森がスクールで話したお話その2」というお話です。

(綺麗なお姉さんその2)
当会では月2回のスクールがあります。
先週火曜日には私がスクール生さんにお伝えした内容をお送りしました。
実はその内容には続きがありました。
今回はその続きの内容をお送りします。

内容は《操体法の基礎と体の磨き方》です。
なお、今回もスクール生さん向けの文章なので、やや砕けた表現になっている点はご了承ください。
1200字ほどありますので、お時間のある時にどうぞお読みください。
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<先週のメルマガのハイライト>
操体法の基本姿勢・重心移動の法則・視線の法則を使って施術を行なってみてはいかがでしょうか?
※実際のところ、スクールで基本姿勢・重心移動の法則・視線の法則の実践を行いました。口頭で伝えて、その場でやって見せていても出来ていない方がいらっしゃいました(この点に関しては後述)。


<今までにスクールで取り上げられていた体を磨く方法>
施術中の姿勢を写真や動画に撮って、講師との差をみる。
※この時にスクール生さんからよく聞かれた言葉は「姿勢は綺麗です」。
※この時に講師陣が使っていた言葉は「結局、体格差もあるからね」。
↑これでは最終的には「みんな違ってみんな良い」になってしまうので上達するはずもない。
なぜなら明確な基準がないからです。
私に直接聞きに来てくれていた方には、先週アウトプットした内容はお伝えしており、個別に対応しておりました。

<技術向上のための体の磨き方>
※後々ちゃんとつながるのでお読みください。
ダンススタジオやヨガスタジオなどでは鏡のあるところが多いです。
これは、振り付けやポーズの確認をするためです。これは知り合ったダンサーさんに聞いたのですが「最終的には鏡なしで練習しないと意味ないんだよね、だって本番って鏡ないから」「鏡のあるところだけで上手なダンサーっているんだよね」とのこと。

さて、この話を少しだけ、超簡単な解剖生理学の観点で紐解いてみましょう。

人の体には五感があります。触覚・味覚・聴覚・嗅覚・視覚です。
生理学的にはもっと細かいですが、この中で視覚は「体から離れた情報を収集する」という点で特殊な感覚です。

ここで、今までにスクールで行われていた施術中の姿勢を写真や動画で確認するのは、<視覚を用いた体の磨き方>と言えます。

※少しだけ苦言を呈すると、今まで写真や動画、もしくはスクール生同士で練習している姿勢を見ながら「姿勢が綺麗」と言っていた方は何を基準に言っていたのでしょうか?

さて、ここで僕の知り合いのダンサーさんの「鏡のあるところだけで上手なダンサーっているんだよね」という言葉を思い出すと、この鏡の前だけで上手なダンサーさんは<視覚を用いて体をコントロールしている>と言えます。

つまり、視覚以外の感覚の優位性が低く、本番では自身の身体感覚を用いて体をコントロールできていないということになります。

先週のスクールで基本姿勢や重心移動の法則を実践した際、出来ていなかった方は身体感覚がかなり悪いことが考えられます。
こう言った場合はまず視覚を用いて自身の姿勢や動作を確認すると良いと思います。
私も新しくヨガのポーズにチャレンジするときはスマホで動画を撮ったりしています。

しかし、最終的には自身の身体感覚を通して姿勢や動作をコントロールしないといけないので、上手くいっていない場合と上手くいっている場合の身体感覚の違いを感じ取っていく能力が必要になってきます。
徐々に鏡や写真、動画に頼らない身体コントロールを会得することが必要だと言えます。

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重ね重ね、砕けた文章になっている点はご了承ください。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また土曜日にお会いしましょう。

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セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地

2019-08-24

【神奈川 伊勢原 整体】施術時間1分で肩の可動域と重さを改善(神奈川県伊勢原市の整体院すいっち)

【output】宮森の臨床動画<認定講師 宮森大地>

おはようございます。
セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。

突然ですが、このブログの更新は来週31日(土)で終了となります。
最後までお付き合いいただきますよう、よろしくお願いいたします。

さて、本日は「宮森の臨床動画」です。
今回は2本、臨床動画を公開します。

1本目は操体法の下肢外旋で肩の動きが改善できた臨床動画です。

ただ、重要なのは操法(テクニック)ではなく、操体法独自の評価にあります。
参考になるかと思われます。

続いて2本目の動画は1本目の動画の後の展開です。

今度は踵突き出しというテクニックを行い、全身の疲労感の改善を目指しました。
評価も1本目と同じような手法を使っています。

どちらも「原始感覚に従う」という原理原則を重視した臨床動画です。
何かの参考にしていただければ幸いです。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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