2016-08-15

治療家の仕事


セラピストスキルアップ実践会の宮森です。
本日もブログを読んでいただき、本当にありがとうございます。


本日は動画でなく、少し考える事があったので、文章だけです。

治療家の仕事とは何だろうか、と考えたのです。
そこで、操体法の本を開いてみました。1つ、答えが載っておりました。
ご紹介したいと思います。

「健康というものは自分の責任で守るものなのです。しかし、どうしたらいいのかについてのだいたいの道筋を教えるのが医者です。」

これは操体法の創始者である橋本敬三先生のお言葉です。
橋本先生が医師でしたから、文中では『医者』となっていますが、治療家もこれに当てはまると思います。

この文章の後に、さらにこう続きます。

「あとはあなたがやるかやらないかの問題で医者の責任ではないのです。」

この文中での『あなた』は読み手のことです。
ここではっきりと責任の所在をはっきりさせています。
結局、やるかやらないかは患者さん次第なのです。

では、なんで治療家は知識を蓄え、技術を磨くのか?

私は、一言でいえば『説得力』だと思います。

しっかりとした知識があること。それは患者さんにより良い道筋を示すヒントになるでしょう。確かな技術は「この人の言うことなら確かだろう」と思わせる何よりの信頼を得るための道具になります。

私は経験年数が低い1、2年目の頃、もちろん技術的にも今よりもっと未熟でした。患者さんを良くできないことも多く、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。でも、ある程度技術が身についてきた時に気が付いたことは、本当にがんばる患者さんほど治りが早いことです。手応えがすごくあっても悪くなる方で一定数の方は、どうもおサボりさんのようでした。

考えてみれば、当たり前ですよね。

もし、このブログを読んでいて、自分の技術に自信が持てない方がいたら、是非とも心にとめていただきたいことがあります。

私たちは治療技術や知識を高めていくことは生涯の必須課題です。でも、それだけでは患者さんが良くならないことは多々あります。その中には、患者さんの責任範囲によるものがあるかもしれません。こちらが汗水たらしてがんばっても、家に帰ってゴロゴロしてポテチ食べられたら終わりです(過去に本当にそのような方を担当したことがありました)。

このような悩み、葛藤は治療家として生きていく上では大多数の方が経験するものだと思いますが、必要以上に悩む必要もないのだと思います。

今ある全力でもって治療家の仕事を全うすること。
それだけでまずは十分なのだと思います。

今日よりも明日が少し進歩していれば、きっと手を差し伸べられる人の数が増えるはずです。
私も今日もがんばります。
一緒にがんばりたい方は、ぜひ、記事の最後にあるセミナーに来てくださいね。


本日もブログを読んでいただき、本当にありがとうござました。

それでは、また明日。



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