2016-07-02

現代人の感覚低下に関する考察

セラピストスキルアップ実践会の宮森です。
本日もブログを読んでいただき、本当にありがとうございます。



操体法では体を楽な方、気持ち良い方に動かします。
ただ、現代人はこの気持ち良いという快の感覚というものを感じ取れない方が多いです。
なので、現代の操体法ではあえて少しキツい方に体を動かして、そこから戻すという手法を取っています。

なんで、この快感覚を感じられなくなったのだろう??

今回のお話は私がセミナー中に個人的にお話していることです。エビデンスも何もありません。いわば、ただの独り言です(笑)

さて、私なりの考えですが、一言でいえば『鈍感』だし『刺激に慣れている』と言えると思います。

今、この記事を書いている時、私は電車に乗っておりますが…視覚はスマホやPCで酷使しています。左隣の方はヘッドホンから音楽がシャカシャカうるさいです(聴覚)。右隣の方はどうも体臭がキツいです(嗅覚)。他にも、味の濃いものが多いですよね(味覚)。

このように、現代人はひと昔前の生活より、外部からの刺激が多いです。そのくせ、運動不足で内部からの刺激を感じ取る経験が不足していると思われます。

そりゃ、気持ち良い感じなんて分かんないよね。

アトピーのひどいお子さんをみていると、発達が遅いことがあります。これは自身の体から発せられる「かゆみ」に感覚を支配されて、外部からの刺激や外部への興味が持てなくなり、寝返りなどができなくなると考えています。

現代人はまるっきりその逆ですね。
外部からの刺激や外部への興味が先行して、自身の内部からの感覚に興味を持てない方が多い気がします。

私は部屋を真っ暗にして耳栓をしてただボーッとして体の声に耳を澄ます、ということを時々します。すると、なかなかに自分の体の硬さを自覚します。私のは一例ですが、まず自分の体を知らねば相手の体を知ることはできないと思います。

あなたも、自身の体を見直すとともに、その経験をもとに患者さんと向き合ってみてはいかがでしょうか?




本日もブログを読んでいただき、本当にありがとうござました。

それでは、また明日。



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セラピストスキルアップ実践会


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