2018-06-26

テクニックなんて要らないんじゃない?

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。


当会には“チーム小田急”なる東京―神奈川間を走る小田急線という私鉄沿線に在住か勤務するスクール生で構成されたチームがあります。
本日はそのチーム小田急の親睦会が町田であります。
1日すこし体を動かしてからなので、酔っぱらわないように注意していこうと思います。


さて、本日は「テクニックなんて要らないんじゃない?」というお話です。


先日、膝の痛みと重さを訴える新規の方がいらっしゃいました。
年齢は70代後半、膝関節の変形に加えて下腿骨の捻転が著しい方でした。
階段昇降でとくに膝の重さが目立つとのことでした。


まずは現状を把握ということで、私の整体院は入口に5段ほど階段があるので、そこを上ってもらうことにしました。
その模様を観察すると、昇段する際、膝が外に向いていました(Knee-out)。
関節変形や骨の捻転を考えればある程度仕方ないですが、口頭ですこし修正を試みました。


声かけとしてはこうです ↓
「〇〇さん、階段を上る時、試しに足先と平行になるように膝を曲げていただけますか?」
つまり、Knee-outの修正を行ったわけです。


すると
『あら!踏ん張りが全然違うわ!!』
と、すぐに喜びの声が…。
そのまま下りも自ら繰り返し試されましたが、痛みや重さが激減したそうです。


ただし、この患者さんは変形だけでなく、他の関節の歪みや筋力低下があります。
つまり、この状態を維持・向上するためにはやることがたくさんあります。
そのため、それらをご説明した上で、通院をしていただけることになりました。
実際、2つの自主トレをご提案し、ご自宅でも続けていただくことにしました。


さて、今回のケースからも分かるように、特別なテクニックが要らないケースもあります。
解剖学・運動学の知識を用いて体の使い方を指導しただけです。
運動学習を説明するとすれば生理学の知識が必要になるだけです。



「あのテクニックは使える(使えない)」などと言う治療家がいるとかいないとか…。
結局、使えるも使えないも、まず目の前の方に合っているかどうかが大切です。
そして何より、治療家自身が患者さんに適切なご提案をできるだけの知識があるかどうかがもっと大切です。

必要なのはいつだって基礎知識。


治療テクニックは深めていけば自信にもなりますし、信頼を得やすくなります。
ただそれだけでは、本当の意味では患者さんは良くなっていきません。
よく言うのは「魚を与えるのか、魚の獲り方を教えるのか」ということです。


治療家が魚を与えるものばかり学んでいては、意味がないですよね。
(実際、治療家自身が魚をほしがっていたりもするのですが)
テクニックだけに頼らず、基礎の学問を今一度見直していきましょう。


本日もブログを読んでいただき、本当にありがとうござました。
それでは、また明日。


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