2018-06-19

治療の所作に意味を持たせているか?

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。


本日は21時よりサッカーW杯の日本対コロンビア戦ですね!
私はちょうど21時頃に帰る予定なので、しっかり応援しようと思います!
(世田谷講師の七戸は日曜日からワクワクしていました)


さて、そんな本日は「治療の所作に意味を持たせているか?」というお話です。

所作に意識を向けるだけでとても美しくなりますね(写真は知らない方です)。


世の中には治療法は星の数ほどあります。
そんな中、私たちは操体法という治療法を中心にお伝えしています。
見た目はとてもシンプルなのですが、実はとても奥の深い治療法です。


例えば、代表的なテクニックとして、つま先上げというものがあります。
これは患者さんにあお向けで、膝を立てて寝てもらいます。
そしてそのままつま先を上げてもらい、治療家はそれを押さえるというもの。
簡単に言ってしまえば、これだけのテクニックです。


ただし、実際にはこだわればこだわるほど注意点があります。
・声かけのタイミングや言葉のチョイス
・触れ方や触れる位置
・抵抗のタイミングや強さ
・意識の使い方
・姿勢や重心移動など体の使い方
・相手との距離の取り方

などなど、どれが過剰でも不足しても結果が変わってしまいます。


こういったことは、まずセミナーでは講師の真似をしていただきたいところ。
しかし、ある程度基礎固めができたら、自分で考えていく必要があります。


なぜ、目の前の患者さんにそのテクニックを使うことにしたのか?
なぜ、その順番で評価を進めていったのか?
なぜ、操法を通す際にその部位を触れたのか?
なぜ、触れた部位の圧はその圧にしたのか?
なぜ、声かけのタイミングや言葉のチョイスはそれにしたのか?
なぜ、姿勢や重心移動など、体の使い方をそうしたのか?
なぜ、相手との距離感をその距離感に設定したのか?



結論から言えば、結果が出ればこういったことは「なんとなく」でも良いかもしれません。
ただ、ある程度は自分なりに治療における所作に理由は持っておく必要があると思います。
それが治療哲学というものでもあると私は思います。


無意味な所作に治療哲学は宿りません。
治療哲学のない治療には発見もなければ考察も生まれません。
考察が生まれない治療には進化もありません。
進化のない治療家に未来はありません。

と、私は思うのです…自戒を込めて。


これは操体法に限った話ではないと思います。
あなたの普段使っている治療法がおありならば、その所作、一挙手一投足に意味を持たせているでしょうか?
少なくとも、私はテクニック1つ1つの所作に私なりの意味を持たせて使っています。
そして使いながら、少しずつブラッシュアップしています。
(まだまだ感覚的なものもあり、言語化できないものもあるのですが…)


ぜひ、何となくで治療をしていて、しかも効果がイマイチな方は所作の意味付けもしてみてください。
きっと結果が変わってくることでしょう。
面倒だと思える作業でも、続けることで意味が生まれてくることがあります。
それが治療哲学や信念に化けることがしばしばあります。
哲学と信念がある治療家は自信に溢れ、結果も伴い、信頼も得られやすくなります。


明日からまた1日を大切にしていきましょう。
日々の積み重ねが、臨床の結果を変えていきます。


本日もブログを読んでいただき、本当にありがとうござました。
それでは、また明日。


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