本日もブログをお越しいただき、本当にありがとうございます。
さて、先週末はセミナーで私は大阪会場で講師を務めました。
セミナーの最後に、私は必ずお伝えすることがあります。
それは、学んだことは必ず臨床で還元してほしいということです。
あたり前のようですが、まず、セミナーに参加できるということを幸せだと思ってほしいのです。
セミナーに参加するにあたり、治療家は数々のモノを犠牲にしています。
例えば、自分のお金や時間です。
このあたりに関しては、自分のモノですからあまり抵抗がないのかもしれませんが、人によっては自分の趣味に没頭する時間の方が有意義に感じるかもしれませんし、学ぶことが趣味のような方にはそれほど大した問題ではないのかもしれません。
でも、犠牲にしているのはほかにもあります。
例えば、家族や大切な人との時間です。
基本的にセミナーは週末ですし、本来ならお休みの方も多いでしょう。小さいお子さんがいれば、家に残った人が面倒を見なければいけないし、お子さんだって一緒に遊んでほしいかもしれない。恋人だって一緒にいてほしいかもしれない。そんな人たちの応援や理解があって、セミナーに参加できています。
まだあります。それは患者さんの時間です。
セミナーに出ている間も、あなたの患者さんは苦しんで悩んでいます。セミナーに参加しているときに、まさに今、苦しんでいる患者さんの顔を想像しながら学んでいる治療家さんは、あまり多くないように思います。中には実技の練習中に、ろくに練習もしないし質問にも来ないで、座ってばかりの方もいます。
数時間のセミナーでは操体法の魅力を伝えきれていないかもしれません。それは私の実力不足もありますから、毎月バージョンアップして、少しでも臨床に還元しやすいように今後も努力し続けます。ただ、それでも私が水曜日症候群というように、週末に学んだものを水曜日頃に使わなくなる治療家さんは少なからずいらっしゃいます。
これは間違いなく、治療家の罪だと私は思います。
週末に学んだことを、本日は使っていただけたでしょうか。明日はどうでしょうか?
明後日は…1週間後は…1か月後は…1年後は…??
新しく学んだことがあるのなら、それは治療の幅が広がっていることを意味しています。手を差し伸べられる方が増えているはずなんです。
どうかどうか、数々の犠牲の上に成り立っているあなたの「自分勝手」をそのままにしないでください。必ず、形にして、還元するようにしてください。私も日々、がんばります。
本日もブログを読んでいただき、本当にありがとうござました。
それでは、また明日。
【当会のセミナーは情報はこちら↓】
9月腰痛編②
http://nakamura-koutarou.
宮森は17日は東京
23,24日は大阪で講師を勤めます。
8月肩こり編
http://nakamura-koutarou.
宮森は20は東京
,27,28日は大坂で講師を務めます。
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セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地
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