2017-07-17

言葉で伝えることの限界

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログをお越しいただき、本当にありがとうございます。

さて、この土日は当会のスクールが開催されました。

今回は参加者が少なめですが、2年前は10人もいなかったのだから頑張ってきたもんです(しみじみ)

スクールでは代表の中村が中心となってさまざまなテクニックの練習をしていきますが、やはり言葉で伝えるのには限界があると感じました。

あるテクニックをする際、患者さんの体全体で感覚を味わってもらうには、「中枢を意識する」というものがあります。この「中枢の意識」を誤って認識している方が非常に多いと感じました。また、これは別件ですが、懇親会の場でも「蝶形骨の触診が分からないんです。どうしたらわかるようになりますか?」なんて質問も受けました。

ハッキリ言って、ここまでくると練習しかないんですよね。
(と私は思います)

例えば、これをお読みのあなたは自転車に乗れると思います。では、自転車に乗れない方にどんな風にして自転車に乗る感覚を伝えるでしょうか。後ろから支えてバランスを取るのを補助するかもしれません。少し遠くから見て体の揺れや傾きを口頭でアドバイスするかもしれません。動画を撮って一緒に見て視覚からフィードバックを入れるのかもしれません。他にもいろいろなやり方があることでしょう。

でも結局、乗れるようになった感覚というものは本人が掴むもの。

但し、感覚を掴むまでの近道があって、それは分かっている人間に聞き、試し、やってもらうこと。そこで初めて感覚の共有(のようなもの)ができます。

私も日々、何か分かりやすい表現はないものか、と探していますし、自分の体の感覚の言語化などにチャレンジしておりますが、最後の最後は自分次第だと思います。

セミナーやスクールに出た際には、必ず講師に聞いたり、試し、やってもらってください。

本日もブログを読んでいただき、本当にありがとうござました。
それでは、また明日。


【当会のセミナーは情報はこちら↓】

9月腰痛編②
http://nakamura-koutarou.1andingpage.com/?page_id=1000

宮森は17日は東京
23,24日は大阪で講師を勤めます。

8月肩こり編
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宮森は20,27,28日で
東京で講師を務めます。


7月腰痛編①~下肢からの改善編~セミナー
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宮森は22,23日は大阪で担当いたします。


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セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地

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